人間が他者や社会、文化等の周りの世界と関わりながら、乳児期から老年期まで生涯を通じて発達していく存在であることを伝える入門書発達心理学の基本的な知識や概念、考え方を知るための入門書。人間が他者や社会、文化といった周りの世界と関わりながら、乳児期から老年期まで生涯を通じて発達していく存在であることをわかりやすく伝える。認知・言語の発達や、パーソナリティ・対人関係の発達、さらに文化や教育といった発達をとりまく世界について概説する。最新の研究成果や統計資料等をふまえて9年ぶりに大幅な修正を加えた改訂版。
はしがき
1章 乳児期?:世界を知りはじめる(旦 直子)
・生まれつき,何をどこまでわかっているのか?
・周りの世界をどのように見ているのか?
1 知覚の発達
2 認知の発達
3 言語の発達
4 乳児期の発達のメカニズム
コラム おもちゃが斜めに落ちたらおかしい?
2章 乳児期?:人との関係のはじまり(常田美穂)
・ヒトの赤ちゃんは他者との関係をどのように築きはじめるのか?
・感情の共有はどのようにしてなされるのか?
1 乳児が自力では移動できないということの意味
2 「他者とともにいる」とはどのようなことなのかを学ぶ
3 コミュニケーションのはじまり
コラム ヒトの個体発達における養育者の役割
3章 幼児期?:今・ここの世界からイメージとことばの世界へ(郷式 徹)
・どのように目の前にないものをイメージできるようになっていくのか?
・自分/他人の心の理解とことばの発達やコミュニケーションはどのように関係するのか?
1 表象の獲得としての幼児期の知能・認知の発達
2 幼児期前半??感覚・知覚からの表象の分離が始まる
3 幼児期後半??表象と表象の関係を表象し始める
4 不適切な反応に対する抑制能力の発達
5 社会的知能の拡大としての表象能力
コラム 知能と認知スタイル
4章 幼児期?:自己の育ちと他者との関係(小松孝至)
・自分への気づきはどのように現れるのか?
・他者とかかわる中で育つ子どもの自己はどのようなものか?
1 子どもの「意図」の明確化と自分への気づき
2 友だちとのかかわりと自