序 章 建築・都市の限界とコモンズの可能性
1 問題の所在と本書のテーマ
2 コモンズをつくる者たち
3 本書の構成
第1章 パンデミックがあぶり出した〈住宅問題〉
1 現代の住宅が抱える問題
2 コロナ禍とテレワークシフト
3 日本の住宅の変遷―「51C型」からnLDKへ―
4 nLDKへの批判と脱nLDKの試み
5 私的空間の限界を乗り越える
第2章 公的空間の限界と住宅への疎外
1 震災前の住宅と街
2 震災と復興
3 都市に居場所はあるのか?
4 住宅への疎外
5 まとめ―2022年の下宿街から―
第3章 コモンズへの権利
1 高まるコモンズへの期待
2 集合住宅とコモンズ―アメリカにおけるCIDをめぐって―
3 建築家とコモンズ―地域社会圏という考え方―
4 コモンズを創造するために
第4章 街場の建築家とコモンズ
1 建築家の解体と街場の建築家の復権
2 街場における建築の復権―拡張する職能―
3 街場の建築家のコモニング―兵庫県宝塚市清荒神を事例に―
4 異なるレイヤーに住む人びとを出会わせるコモンズ
5 コモンズをめぐるコンフリクト
第5章 コモンズからの問題提起―資本主義への抵抗地としてのコモンズ―
1 コモンズの射程
2 都市の私有・空間の私有を問い直すコモンズ
3 廃屋を改装したコモンズとコモニング
4 自律的建築とコモンズ
5 コモンズ創造の現場を体感する
6 ベーシックスペースとしてのコモンズ
終 章 愛されるコモンズをつくるために
1 建物への隷属を乗り越える
2 「重すぎる」住宅の弊害
3 住宅を軽くする
4 住宅の設備を街につくる
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