生類の思想-体液をめぐって体液をめぐって

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紀伊國屋じんぶん大賞2026 24位
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人間の身体を起点として(決して中心ではない)環境という言葉がいかに無頓着に使われているかを指摘し、生類という言葉を提案する論考集。コロナ禍以降に流行している除菌殺菌、無香、無毛除毛などのあらゆる穢れへの反発の流れはいつまで続くのだろうか、という問いが常に巡る。そんな本である。
(選)坂下慧

環境汚染、アレルギーの増加、日常化する暴力、子どもの商品化、奪われる睡眠時間…。私たちの心身に何が起きているのか?人を生き生きとさせないものとは何か?体液を根拠に「人間」と「環境」を根源から定義しなおし、「もれる」と「たかる」をキーワードに、世界の高速回転化と自己攻撃化にあらがう、驚くべき思考のエッセイ集。

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