ユング伝記のフィクションと真相

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膨大な資料をもとに緻密な検証を重ねながらユングの伝記成立の過程を細かく追う。検閲と編集の事実を明らかにするスリリングな一冊。

20世紀最大の思想家の一人であり心理学者でもあるカール・グスタフ・ユングの生涯と思想は、多くの人々の関心を喚び、日本でも『自伝』をはじめさまざまな伝記が公刊されている。しかし、そこに書かれている内容には互いに矛盾があるという。何故か? 本書は、膨大な資料をもとに緻密な検証を重ねながら伝記成立の過程を細かく追い、そこに働いた検閲と編集の事実を明らかにするとともに、『全集』編纂の問題点と新事実にも迫る。

監訳者まえがき
謝 辞
略記一覧
序 章 伝記・フィクション・歴史
第1章「いかに獲物を捕まえるか」──ユングと彼の最初の伝記作家たち
C・G・ユングの伝記
「エッカーフラウ」
「師匠に騙された」
第2章 ユング 未完の『全集』
第3章 異なる生涯
C・G・ユング伝記アーカイブ
エレンベルガー
『ユング─その生涯と業績』
『C・G・ユング─憑依された預言者』
『ユング─人と神話』
『ユングと人々─天才と狂気の研究』
『ユング─伝記』
『カール・グスタフ・ユング─伝記』
『ユングの生涯』
第4章 ユングの新たな生涯
終 章 伝記後の生涯
思い出・夢・削除
文 献
索 引

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