本書は、1965年の初版(日本語版は1968年)の刊行以来、長らく絶版となっていた名著の改訂新版である。その出版当時から、本書は根本的に新しい試みとして、グラフィックデザインの諸問題に対する方法論的なアプローチを提示してきた。その目的は、初歩的な基本原理から、より精緻で複雑なプロセスへと段階的に学びを進めることにある。図像やフォルムといった構成要素の分析を通じて、その固有の規則を明らかにする。素材の合理的な扱い方から得られる知識は習得可能であり、あらゆるデザイナーやタイポグラファーに求められる能力の一部を構成するものだ。本書の方法論的なアプローチは、今日のコンピュータ画面上でのデザインにも当てはまる。パーソナルコンピュータ(PC)によって自動化された、文書の作成、編集、印刷の技術は、ますます一般へと普及している。デスクトップパブリッシングに、非常に高度な概念的思考と体系的手法が求められるなかで、コンピュータの時代の要請に合わせて体系的に構成された本書は、この分野の新たなユーザー層にとって貴重な入門書としての役割を果たすだろう。