〈資本論〉第2巻・第3巻入門

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グローバル経済を読み解く鍵は、〈第2巻〉にこそある。

難解とされる〈第2巻〉〈第3巻〉がこんなに面白く理解できるなんて!

ハーヴェイだからなしえた画期的入門書。



マルクスにとってさえ、〈第2巻〉を書き上げるのは困難だったのであり、ましてや『資本論』を読み始めたばかりの読者に、魅力的に解説するのは至難の業である。

〈第2巻〉の主題である「資本の流通過程」は、経済地理学と重なり合うテーマ(資本の空間的移動、流通時間、資本の回転、時間による空間の絶滅……)を対象としており、ハーヴェイにとって最も興味のそそる理論領域と言えよう。

この入門講義は、〈第2巻〉の単なる解説ではなく、その理論の拡張と適用となっている。そうすることで、理論・歴史・現代という三つの位相を巧みに結び付けて、読者の生き生きとした興味と関心を喚起することに成功している。(「訳者解説」より要約)



【目次】

序文

序章 マルクスの方法と『資本論』第二巻・第三巻

第1章 資本の循環――〈第二巻〉第一~三章

第2章 資本循環の三つの図式と資本の流れの連続性――〈第二巻〉第四~六章

第3章 固定資本の問題――〈第二巻〉第七~一一章

第4章 商人資本――〈第三巻〉第一六~二〇章

第5章 利子、信用、金融――〈第三巻〉第二一~二六章

第6章 信用制度に関するマルクスの見解――〈第三巻〉第二七~三七章

第7章 信用の役割と銀行制度――第三巻第二七章以降

第8章 資本の時間と空間――〈第二巻〉第一二~一四章

第9章 流通期間と回転期間――〈第二巻〉第一五章~一七章

第10章 社会的総資本の再生産――〈第二巻〉第一八~二〇章

第11章 固定資本の問題と拡大再生産――〈第二巻〉第二〇~二一章

第12章 省察

訳者解説(森田成也)

マルクス研究の世界的権威であり、世界を飛び回る人気学者ハーヴェイ教授が、その基本的知識から、現代世界の読み解き方までを分かりやすく解説した。

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