戦争と五人の女

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『ほんとうのことを書く練習』(ダイヤモンド社)が大ヒット、話題の著者による初小説!

女であることが、戦争だった。
1953年、広島県呉市。
軍港の町の片隅で、からだを売りながら、それでも誰の支配も受けずに生きようとする女たちがいた。
戦争は終わったはずなのに、貧困も暴力も差別も、失われた尊厳も、なお彼女たちの日々を締めつけている。
そんな町を走り抜ける、「7月31日、町が焼かれる」という不穏な噂――。
歴史の表舞台には決して残らない場所で、女たちは傷つき、ぶつかり合い、それでも生を繋ごうとする。

「過酷なのにひどく美しい」
「衝撃の読書体験」
「涙を止められなかった」――反響続々!

息苦しいほど生々しく、息を呑むほど美しい
時代も国境も貫く必読のヒストリカルサスペンス

軍艦の浮かぶ港町・呉。海の向こうではもうひとつの戦争が終わろうとしている。ユウ、クンヒ、世津、ジュンヒ、英子。遊郭の残る町を生きる、出自も年齢も異なる五人の女。母娘の血、共同風呂の身体、憧れと恋心、片目の猫、日記と手紙、些細なはずだった暴力。絡みあい、搦めあう宿命で結ばれながら、女たちは自らの生を見つめ、終わらない戦争を生き抜く。

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