廃仏毀釈はなぜ起きたのか

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なぜ少数派が多数派となったのか?
「寺院全廃」という、もっとも徹底された鹿児島県における出発点は、ごく一部の藩士たちの建議にすぎなかった。
150年前の日本がたどった道と、SNSでの情報発信には意外な接点があった。
「いま」を映しだす鑑として、「日本宗教史上の大事件」の本質を検証する。
………………………
〈目次〉
はじめに──廃仏毀釈から「いま」を考える

序 章 なぜ鹿児島の廃仏毀釈と向き合うのか
1.明治鹿児島の仏教と寺院
2.現在まで引きずる大きな影

第一章 廃仏毀釈を知る
1.思想的前提としての神仏習合
2.廃仏毀釈とは何か
3.薩摩藩の仏教事情
4.薩摩藩における国学の隆盛
5.藩主や藩士たちの宗教観

第二章 廃仏毀釈が徹底された理由
1.幕末期の寺院整理
2.廃仏毀釈の経過
3.廃仏毀釈の諸問題
4.各地の寺社で起きたこと
5.市来四郎応答談話の問題点
6.同時代の反応と評価
7.廃仏毀釈が徹底された理由

第三章 神社にとっての明治維新
1.幕末の神社創建
2.招魂社の造立
3.その他の神社の整備

第四章 「全廃」からの寺院の復興
1.「信仰の自由」の布達
2.各宗派の復興

終 章 廃仏毀釈とは何だったのか
1.何が変わったのか
2.廃仏毀釈の主要論点
3.文化財保護制度の起点として
4.未来に向けて──SNSの発達、再び寺院消滅

あとがき

凡例
薩摩藩の郡郷図
薩南諸島全図
主要参考文献

「寺院全廃」の出発点は、一部の藩士たちの建議にすぎなかった。いまを映しだす鑑として、「日本宗教史上の大事件」の本質を検証する

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