スポ−ツと遺伝子ド−ピングを問う-技術の現在から倫理的問題まで技術の現在から倫理的問題まで

35.80 SGD
Member Price
32.22

Product Description

金メダリストを創ることのいったい何が問題なのか?
遺伝子操作技術の急速な進化により、「遺伝子ドーピング」への懸念が高まっている。スポーツの価値を揺るがす遺伝子ドーピングが現実となった時、アスリートの身体や社会にどのような影響をおよぼし、どのような問題が起こるのか。私たちはいま遺伝子ドーピングとどのように向き合うべきかを問う。巻末には中村桂子氏へのロングインタビュー収録

「本書の最大の特徴は,遺伝子操作技術や遺伝子ドーピングの検査手法といった医学・生命科学的な知見から,スポーツ倫理・哲学や人間のいのちの哲学まで,学際的な内容が取り上げられていることである。この本が1 冊あれば,遺伝子ドーピングに関わる問題についてさまざまな視点から読み解き,理解を深めることができるだろう。」(「総説」より)
総説 なぜいま遺伝子ドーピングを問うのか 森岡正博

Ⅰ 遺伝子ドーピングの最新技術

1 遺伝子操作技術とドーピング問題 石井哲也
 はじめに
 1 ドーピングと遺伝子操作技術
 2 遺伝子操作技術を使うドーピング
 3 遺伝子ドーピングの問題
 おわりに

2 遺伝子ドーピングの検査手法の開発研究について 竹越一博
 はじめに
 1 競技スポーツ界におけるドーピング検査
 2 遺伝子ドーピングへの対応の重要性
 3 遺伝子ドーピングとは――その検出困難性について
 4 遺伝子ドーピングの低侵襲的検出法の開発――リキッドバイオプシーのコンセプトの応用
 5 検査の実装を考えた場合の倫理的問題について
 おわりに

3 馬産業における遺伝子操作技術と遺伝子ドーピング問題 戸崎晃明
 はじめに
 1 人類とウマとの関係
 2 競馬産業のドーピング・コントロール
 3 遺伝子ドーピング・コントロール
 4 ウマの遺伝学的研究と利用
 5 最新技術の馬産業への応用と動物の権利
 おわりに

Ⅱ スポーツ倫理・哲学からみた遺伝子ドーピング

1 遺伝子ドーピングの倫理学 竹村瑞穂
 はじめに
 1 スポーツ界におけるドーピングの基礎知識
 2 遺伝子ドーピングの登場とスポーツ界の対応
 3 変化する遺伝子ドーピングの定義
 4 遺伝子ドーピングの倫理学
 5 「スポーツの価値」から,「スポーツをすることの意味の哲学」へ
 おわりに

2 スポーツの意味と哲学 関根正美
 はじめに
 1 遺伝子ドーピングによるシナリオ
 2 スポーツの意味へ――卓越と達成の世界
 3 エンハンスメントと贈与・達成の哲学
 4 スポーツの多元性――ライフヒストリーとしてのスポーツ
 おわりに

3 遺伝子テクノロジーとスポーツ――新しい倫理的問題 アンディ・ミアー(佐良土茂樹 訳)
 1 (スポーツを目的とした)遺伝子操作を考えるための理論的根拠
 2 遺伝子操作を受けたアスリートに関するいくつかの想定
 3 スポーツのための遺伝子改良という概念を定める
 4 遺伝子改良は非倫理的か?
 5 以上のことはスポーツにおけるパフォーマンスエンハンスメントについて私たちに何を伝えているのか?
 6 以上のことはスポーツをどこに向かわせるのか?
 7 結語――新しい倫理的な問題

COLUMN 我が国におけるスポーツと遺伝に関する研究,その新しい試み
    ――LEGACY2020 プロジェクトについて 大岩奈青

Ⅲ 生命の尊厳と哲学

1 エンハンスメントと人生における幸福のかたち 立花幸司
 はじめに

Unavailable

This product is currently out of stock. Please check back later.

Discount is applied at checkout.

Recently Viewed Items

Related Products